大学受験の問題集・参考書の選び方は?おすすめ7つのルールを解説!

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大学受験において志望校への合格を確実なものにするために、必要不可欠となるのが問題集や参考書です。

多くの受験生の方々も、問題集や参考書を購入して日々の受験勉強に生かしているはずです。

そんな問題集や参考書ですが、選び方を間違ってしまうと学習に遅れが生じてしまい、ひいては落第の危険性が高まってしまいます。

そのため、大学受験の勉強をきちんと進めていくためには、ご自身に見合った問題集や参考書を適切な冊数揃えて、机に向かう必要があるでしょう。

今回の記事では、この問題集・参考書の選び方を解説するとともに、どれくらいの冊数を購入するのがおすすめなのかということについても触れていきますので、ぜひ参考にしてください。


大学受験の問題集・参考書は平均何冊買うべきか?

まずは、大学受験の問題集と参考書を、どれくらい購入するのがおすすめなのかという点について解説していきます。

結論から言いますと、大学受験の問題集や参考書は、平均して3冊程度、買い求めるのがおすすめです。

内訳としては、知識や理解を補うためのものを一冊、共通テストの対策用のものが一冊、模試の対策を意識したものが一冊となっています。

この冊数では心もとないと感じる方もいるかも知れませんが、あまりに多く買いすぎてしまうとかえって持て余してしまうことも考えられます。

したがって、上述のとおり、大学受験のための問題集や参考書は平均して3冊くらいが丁度よいでしょう。


大学受験の問題集・参考書の選び方おすすめ7つのルール

続いて、大学受験における問題集や参考書のおすすめの選び方に関しても触れていきます。

ここでは、問題集と参考書の選び方について、「7つのルール」と題してまとめました。

【失敗・買いすぎのもと】おすすめされても安易に選ばない

上述のとおり、大学受験では問題集や参考書の買いすぎは、それらを持て余してしまう原因となり得ます。

そのため、適切な冊数を購入するのがおすすめとなるわけですが、それでも受験生の方の中には平均冊数よりも多くの問題集や参考書を、揃えてしまう方も少なくありません。

その要因の一つとして考えられるのが、友人などにおすすめされたから試しに手に取ってみるということです。

たしかに、自分とレベルの近い友人におすすめされてしまうと、自身にも効果があると思ってしまっても不思議ではありません。

しかし、自分と友人とでは、素質や教科ごとの得手不得手は異なります。

したがって、友人に適した問題集や参考書だとしても、あなたにマッチするとは限らないのです。

大学受験のための問題集や参考書を選出する際は、おすすめされたからといって安易に購入しないように心がけましょう。

問題集・参考書の購入目的の明確化が大学受験で受かる秘訣になる

大学受験で合格を勝ち取るためには、問題集や参考書を目的別で購入する選び方が基本となります。

共通テストの対策のための問題集・参考書を買うべきか、模試の対策のものを買うべきか、しっかりと吟味してから買わなければ、無用の長物となりかねません。

また、時間の浪費にもつながってしまうでしょう。

問題集や参考書の正しい選び方を実践する際には、どんな目的で使用するのか、ご自身の中で明確にさせてから最適なものを手に取るようにしてください。

大学受験の志望校のレベルから問題集・参考書の選び方を考える

自分に適した問題集や参考書の選び方を考えるうえでは、自身の志望校のレベルから逆算して購入物を選択するのもおすすめです。

この選び方のよいところは、志望校の要求偏差値をチェックしてから問題集や参考書を揃えられるとともに、出題傾向に見合ったものをセレクトできる点にあります。

とくに、私立の一般選抜の大学受験では大学、もしくは学部ごとに出題傾向に違いが見られることも珍しくありません。

なぜなら、国公立大学の場合は共通テストが一律で課されますが、私立の一般選抜の大学受験の場合、大学側の裁量で問題が決められるからです。

そのため、志望校のレベルから逆算して、そして、試験科目や過去問なども調べてから問題集や参考書を決めるといった選び方が有効になります。

私立の大学受験を考えている方には、非常に効果的な選び方ですので、ぜひ取り入れてみてください。

大学受験までの期間を考慮して問題集や参考書の選び方を変える

問題集や参考書の正しい選び方を実践する際には、大学受験までの期間も考慮しなければなりません。

なぜなら、大学受験までに残された時間によって、問題集や参考書のボリュームや難易度も調整する必要があるからです。

たとえば、受験シーズンの中でも直前期に入ったときに、厚みのある問題集や参考書を購入したところで内容をすべて学びきれないでしょう。

したがって、問題集や参考書の最適な選び方を考えるうえでは、大学受験までの期間についても吟味しながら選択する必要があると言えます。

大学受験では問題集・参考書の難易度もきちんと比較する

問題集や参考書には難易度が設定されていることは、みなさんもご存じのはずです。

たとえば、数学を例にとってみますが、文系の方向けの問題集や参考書は、数学ⅠやAにまつわる内容が中心となって構成されています。

一方で、理系の方向けの問題集や参考書は数学ⅡやBが中心に解説されているほか、ときには数学Ⅲにまで内容が及んでいます。

このように、数学だけをひきあいに出しても、問題集や参考書ごとに難易度が大きく異なるのです。

また、難関の大学受験用の問題集や参考書と、一般的な大学受験用のものでも、内容は異なります。

そのため、問題集や参考書の正しい選び方を検討するうえでは、教材ごとの難易度も比較する必要があります。

問題集・参考書のわかりやすさを意識した選び方を心がける

問題集や参考書を選書するときには、わかりやすさを意識した選び方を心がけることも大切です。

ご自身のレベルに合わせた難易度の問題集や参考書であっても、解説のわかりやすさを意識して選ぶのとそうでないのとでは、後の学力向上に大きく差が生じます。

とくに基礎学習の段階では、図やイラストが豊富に掲載されているものや、単元ごとにエピソードを交えて解説しているものが理解が深まりやすくおすすめです。

文系の大学受験を希望している方にも、理系の大学受験を希望している方にも有効な選び方ですので、頭の片隅にでも置いておいてください。

志望校の大学受験に合格した人から問題集の選び方を教えてもらう

志望校の大学受験に合格した方に問題集や参考書の選び方を教わるのも、おすすめの方法の一つです。

先輩たちから生の声を聞くことで、出題傾向に合わせた選び方など様々な情報が得られます。

もし、周りに志望校の合格者がいないという方は、オープンキャンパスに参加してみるのがおすすめです。

オープンキャンパスでは、在校生から大学受験に関する情報を質問できるチャンスがありますから、有意義な問題集や参考書の選び方に結びつけられるでしょう。

自分に合った問題集・問題集の選び方の診断をする

「自分に適した問題集や参考書の選び方の基準がわからない」

そんな方は、自分に合った勉強法を教えてくれる診断サイトを利用してみてはいかがでしょうか。

この方法を実行することで、診断サイトからおすすめされた勉強法にもとづいた、問題集や参考書の選び方を実践することができます。

客観的な視点から一定の基準を示してもらえますから、自分に最適な一冊を見つけるための手立てとなるでしょう。


【教科別】大学受験の問題集・参考書はどんな選び方がおすすめ?

次に、大学受験の問題集や参考書の教科別の選び方について解説していきましょう。

国語

国語の問題集や参考書には、暗記に特化したものと理論の説明に特化したものの2種類があります。

暗記に特化したものは、語彙や、文法などの解説がなされています。

他方で、理論の説明に特化した問題集や参考書は、読解力の向上を目的としたものが中心です。

上で紹介した選び方のルールに従い、この2種類の中から、ご自身の学習したい内容のものを選ぶとよいでしょう。

数学

数学の問題集や参考書の選び方では、できるだけ演習問題の多いものを購入するように意識しましょう。

数学は公式などの知識をもとに様々な問題を解いていく必要がありますが、とにかく演習の量をこなして素早く、かつ確実に正答していく必要があるからです。

数学の問題集や参考書の適切な選び方を実践する際には、演習問題の総量に目を向けて選書してください。

理科

理科には生物と化学、加えて物理の三科目があります。

大学受験では、この中から二科目を選択して試験に挑むことになりますが、同科目の問題集や参考書の選び方では、用語を暗記しやすいように作られているものや、演習の問題数が多いものを選択するように心がけましょう。

理科の各科目は、暗記する用語がバリエーションに富んでいることに加えて、計算問題も少なくありません。

そのため、この両方を同時に満たすことができる問題集や参考書を選ぶ必要があります。

地・歴・公民

地・歴・公民の問題集や参考書は、図・イラストが豊富なものや、単元ごとにエピソードが添えられているものを手に取る選び方がおすすめと言えます。

社会科全般に言えることですが、地・歴・公民はとにかく暗記の作業が多く、大学受験のための学習が無味乾燥になりがちです。

そんな無味乾燥な大学受験のための学習に、わかりやすさを与えてくれたり、学ぶ楽しさを与えてくれるのが、図やイラスト、エピソードが多く収録されている問題集や参考書です。

このような問題集や参考書であれば、勉強の理解を深めやすくなることに加えて、学習の楽しみも味わえるため、偏差値のアップに大きく役立ってくれるでしょう。

英語

英語の学習が苦手な受験生は少なくありません。

そんな受験生の方々へおすすめしたい問題集や参考書の選び方が、単語や文法が数多く掲載されているものをセレクトすることです。

単語と文法が多く収録されている問題集や参考書であれば、読解する力や訳するための力、そして問題を正確に解く力が同時に身につけられます。

英語の問題集や参考書の正しい選び方を実践する際は、単語と文法が豊かに掲載されている、オールインワンタイプのものを選ぶのがおすすめです。


正しい問題集・参考書の選び方を覚えて大学受験に確実に受かろう

今回の記事では、大学受験で合格するために必要な、正しい問題集や参考書の選び方を「7つのルール」と題して解説してきました。

また、補足として教科別にどんな選び方がおすすめなのかについても、網羅的に触れています。

本記事の内容を実践していただければ、あなたに最適な問題集や参考書がきっと手に入るはずです。

自分に見合った問題集や参考書を駆使して、大学受験における宿願成就に結びつけてください。

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